用語 | 3S |
英訳 | Self,Scene,Survivor |
定義 | 災害発生時に効率的に安全を確保するための3つの原則 |
解説 | 3Sは、Self(自分自身)、Scene(現場)、Survivor(傷病者)の頭文字であり、この順に従って安全確保を行う。詳細な内容は以下の通りである。 Self(自分自身):災害発生時、まずは自分の身の安全の確保を行う。たとえば地震発生時は、まずテーブル・机・カウンターの下に潜る。動かないものにつかまる。かがんで頭を保護する。揺れが収まったあとに活動を開始する。 Scene(現場):自分自身の安全確保ができたら、病棟設備の確認を行う。病室の壁、天井などの破損の有無、ME機器の作動状況を確認し、病棟で継続的に医療が提供できるかを確認する。 Survivor(傷病者):入院患者の確認を行う。また、入院患者だけではなく、家族の受傷の有無も確認する。手術、検査、リハビリテーションなどで病棟不在の患者の安否確認も必ず行う。 |
事例 | |
参考文献(APA方式) | ・酒井明子、菊池志津子編(2018):災害看護 看護の専門知識を統合して実践につなげる 改訂第3版,南江堂. |
最終編集日 | 2019/06/07 11:29:22 |