用語 | 治療 |
英訳 | Treatment |
定義 | 災害現場において負傷者や急病を発症した被災者に対し、医療機関に運ぶまでの一時的な手当で、生命の維持や苦痛の軽減、合併症の予防のために医療従事者がその場で直ちに行う治療 |
解説 | 災害急性期では、できる限り多くの傷病者に最善を尽くすことが求められ、限られた資器材の中で、根本治療ではなくバイタル安定化のための治療が行われる。さらに、中等症の外傷や、急性疾患、慢性疾患、要配慮者に対しても、悪化させない治療を行うことが必要であり、災害関連死の予防に向けた治療も早期から行うことが求められる。 災害医療の3T(トリアージ(Triage)、治療(Treatment)、搬送(Transport)の重要な構成要素である(CSCATTT参照)。 |
事例 | |
参考文献(APA方式) | ・辺見弘監修(2013):新体系 看護学全書 看護の統合と実践A 災害看護学,メヂカルフレンド社. ・小原真理子、酒井明子監(2019):災害看護 心得ておきたい基本的な知識 改訂3版,南山堂. |
最終編集日 | 2019/08/30 10:07:33 |