災害看護関連用語 協働
用語 協働
英訳 Cooperation
定義 被災者が抱える問題に対して、官民様々な組織が同じ目標をもち、協働し、役割分担しながら問題を解決する取り組み
解説  大規模な災害が発生すると、膨大な量の緊急対応のニーズが生じる。その際、行政の力だけではどうにもならないし、被災地の住民の力だけでもどうにもならない。そのため、行政と住民が助け合うことはもとより、住民同士が相互に助け合う、企業やボランティアが手を差し伸べる。協働の形態には、官民協働、地域協働、支援協働がある。
 特に平成23年の東日本大震災以降は、多様な入口を通じて様々な支援団体が被災地での支援活動を行うようになり、それらの活動を支え適切な支援活動がなされるよう調整する中間支援組織の役割も重視されるようになるなど、協働の形も大きく進化している。
事例
参考文献(APA方式) ・内閣府防災担当(2018):防災におけるNPO・ボランティア等との連携・協働ガイドブック.
・酒井明子、長田恵子、三澤寿美編(2019):ナーシング・グラフィカ 看護の統合と実践B 災害看護,メディカ出版.
最終編集日 2019/06/10 13:49:55