災害看護関連用語 激甚災害
用語 激甚災害
英訳 Disaster of Exterme Severity
定義 大規模で著しい被害を及ぼし、被災地域や被災者に財政援助や助成を特に必要とする災害であり、「激甚災害指定基準による指定」もしくは「局地激甚災害指定基準による指定」のいずれかに指定された災害
解説 激甚災害の指定がなされると、地方公共団体が行う災害復旧事業等への国庫補助のかさ上げや、中小企業事業者への特例等、特別の財政援助・助成措置が講じられるため、地方公共団体等の財政負担が軽減する。被災者の生活や安全確保を目指し、避難所や応急仮設住宅、臨時の医療施設、埋葬や火葬、廃棄物処理等に関して特別な措置が取られるよう、特例が定められている。中央防災会議が定めた「激甚災害指定基準」、「局地激甚災害指定基準」に基づき判断される。「激甚災害指定基準による指定」は全国規模で指定され、「局地激甚災害指定基準による指定」は市町村単位で指定される。
事例
参考文献(APA方式) ・災害対策基本法(2018):http://www.bousai.go.jp/taisaku/kihonhou/index.html
・酒井明子、長田恵子、三澤寿美編(2019):ナーシング・グラフィカ 看護の統合と実践B 災害看護,メディカ出版.
最終編集日 2021/08/03 13:36:00