用語 | 自立 |
英訳 | Self‐support |
定義 | 災害時に、災害が及ぼす生命(いのち)や健康生活への被害を極力少なくし、生活する力を整えられるように他の助けを受け、生活目標・生活様式の選択・決定を行うこと |
解説 | 「自立=自己選択・自己決定=自己責任と言われる。グローバル化や情報化の潮流の中で多様性が基本となる21世紀には、日本人が個を確立し、しっかりとした個性を持っていることが大前提となる。災害時に求められている個は、被災者も支援者も何より自由に自己責任で行動し自立して自らを支える個である。しかし、高齢者や障害者など要配慮者が「自分で生活を作っていくための自立」を志向する場合、社会的支援が必要になる。被災者が生活目標・生活様式の選択・決定ができ、他の助けを受けながら自力で生活する力が整えられることが災害時の社会的自立に繋がる。 |
事例 | |
参考文献(APA方式) | ・小谷直道(2006):精一杯の「自立」さりげない「支援」,中央法規出版. ・似田貝香門(2008):自立支援の実践知,東信堂. ・21世紀日本の構想懇談会(2008):最終報告書 ・しまようこ(1984):自立の心理学 コミュニケーションと自立,BOC出版部. |
最終編集日 | 2019/06/06 19:06:59 |