災害看護関連用語(案) 救護所
用語 救護所
英訳 first‐aid station
定義 災害発生後、避難してくる傷病者に対して、被災者の生活環境から生じるストレス状況を理解したした上で、限られた医療資機材を有効に活用し、最大限の心身の健康面に対する援助を行うために設置される施設
解説 災害発生直後においては、負傷者の発生、被災地域内の医療機関の低下等により、被災者が医療を受けることが困難になるため、医療救護班の派遣、救護所の設置を行う。市町村長または被災地内保健所長は以下の基準を目安として,救護所の設置を決定する。

@ 医療施設の収容能力を超えるほどの多数の負傷者が一度に発生したとき。
A 医療施設が多数被災し,十分機能しないと判断したとき。
B 時間の経過とともに,負傷者が増加するおそれがあると見込まれるとき。
C 災害救助法が適用されるおそれがある災害が発生したとき。

広域災害時、救護所は避難所、体育館、広場などに設置される。救護所は長期にわたる救護活動の拠点になることから設置場所選定が重要である。
救護所では、治療困難と判断した場合は、搬送中の状態悪化に十分注意し、後方搬送の調整を行う。
事例
参考文献(APA方式) 浦田喜久子他(2015):災害看護学・国際看護学,医学書院,P180-181
小原真理子他(2012):災害看護,南山堂,P146-147
最終編集日 2018/03/30 18:40:16