用語 | DIG |
英訳 | Disaster Imagination Game |
定義 | 地図を用いて地域で大きな災害が発生する事態を想定し、地図と地図の上にかける透明シート、ペンを用いて、危険が予測される地帯または事態をシートの上に書き込んでいく災害を想定した机上で行う訓練やゲームのこと |
解説 | DIGは、自衛隊のノウハウを知る防災研究者と三重県の防災行政担当者、ボランティアが企画・運営したのが始まりとされている。行政や防災関係機関では訓練対象者(プレーヤ)と訓練運営者(コントローラ)に分かれ、シナリオがなく状況だけが付与され対応行動や意志決定を机上で行う「状況付与型」のDIGが一般的。地域住民向けには、地図を用いて災害発生をイメージし、状況を予測したり、災害対応行動を図上でとるゲーム形式がある。目的や参加者によって様々なバリエーションが存在するが、実動を伴わない机上の訓練として意識啓発や課題の抽出などに効果的である。 現在は、防災図上訓練指導員として、図上シミュレーション指導員、状況予測型指導員、DIG指導員が存在している。 |
事例 | |
参考文献(APA方式) | DIGマニュアル作成委員会(1999):災害図上訓練DIGマニュアル−第2版−,(財)日本都市センター. |
最終編集日 | 2019/06/06 19:04:34 |