災害看護関連用語 防災計画
用語 防災計画
英訳 Disaster Management Plans
定義 自然現象や事故などが原因で発生する災害の被害を最小限にするために、災害予防や応急対策、復旧に関する対応行動をあらかじめ決めておく計画
解説 国および県・市区町村などが定めるものは災害対策基本法で「防災基本計画」あるいは「地域防災計画」などと呼ばれる。企業・事業所等での「防災業務計画」や「業務継続計画(BCP)」もその一種である。東日本大震災(2011)後の災害対策基本法改正では、地区における防災計画の立案を促進しており、それを「地区防災計画」と呼ぶ。「自助」「共助」の精神に基づき、地区の自発的な防災活動を促し、地域・地区の防災力を高めることを目指している。
一般的に防災計画は「予防計画」,「応急対応計画」,「復旧・復興計画」の時間別の計画から構成されることが多い。
事例
参考文献(APA方式) ・酒井明子、菊池志津子編(2018):災害看護 看護の専門知識を統合して実践につなげる 改訂第3版,南江堂.
・災害対策法制研究会(2014):災害対策基本法改正ガイドブック 平成24年及び平成25年改正,大成出版社.
最終編集日 2019/06/06 19:23:03