用語 | トリアージ(災害) |
英訳 | Triage |
定義 | 限られた人的・物的資源の中で、最大多数の傷病者に最善の医療を提供するために、治療優先順位を決定すること |
解説 | トリアージには、@ふるい分け、A並び替え・順位づけの2種類の考え方がある。多数傷病者を大まかに分類するのがふるい分けで、ふるい分けられたカテゴリーからさらに優先順位をつけるのが並び替え・順位付けである。 ふるい分けでは、START法が使用され、並び替え・順位づけではPAT法が用いられている。トリアージは1回で決まるものではなく、傷病者の容態は刻々と変化していくので、様々な場所で繰り返しトリアージを行うことが必要である。 |
事例 | |
参考文献(APA方式) | ・勝見敦、小原真理子編(2012):災害救護 災害サイクルから考える看護実践,ヌーベルヒロカワ. ・辺見弘監修(2013):新体系 看護学全書 看護の統合と実践A 災害看護学,メヂカルフレンド社. ・小原真理子、酒井明子監(2019):災害看護 心得ておきたい基本的な知識 改訂3版,南山堂. ・酒井明子、長田恵子、三澤寿美編(2019):ナーシング・グラフィカ 看護の統合と実践B 災害看護,メディカ出版. |
最終編集日 | 2019/06/10 14:15:48 |