用語 | 自助 |
英訳 | Self-help |
定義 | 自分の命を自らが守ること |
解説 | 大規模災害時では公助(行政、消防、警察、自衛隊、医療機関)の機能に限界が生じることが予測される。事実、阪神・淡路大震災では、7割弱が家族を含む「自助」により救出されており、「公助」である救助隊による救出は数%に過ぎなかったという調査結果がある(図1)。災害を「他人事」ではなく、「自分ごと」として捉え、国民1人1人が減災意識を高め、具体的な行動を起こすことが重要である。 <1人1人が取り組む防災対策の例> ・自宅の耐震化、耐火性の確保 ・自治体のハザードマップ等から地域のリスクの把握 ・発生時、瞬時の自身の身の守り方(家の中、エレベーター、車の運転中等) を知る ・家具、テレビ等の転倒・落下防止対策 ・電気、ガス、水道、通信等のライフラインの停止に備えた食料、 飲料水、常備薬等の備蓄 ・市販の簡易トイレの準備等 ・家族同士で災害時の安否確認の方法、集合場所を決めておく |
事例 | |
参考文献(APA方式) | ・政府インターネットテレビ「減災〜日頃の備えで被害を減らす」 https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg5229.html (2021.5) ・「自然災害から命を守るために!最低限知っておきたい自助・共助」 https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg14068.html (2021.5) |
最終編集日 | 2022/02/17 17:21:51 |