災害看護関連用語 災害時要支援者
用語 災害時要支援者
英訳 vulnerable people
定義 必要な情報を敏速かつ的確に把握し、災害から自らを守るために、安全な場所に避難する等の災害時の一連の行動をとるのに支援を要する人 
解説 一般的には高齢者、障がい者、妊産婦、乳幼児、難病患者やアレルギー等の慢性疾患を持つ人、透析患者、精神疾患を持つ人、外国人などを指す。また発災後、避難途中にけがをした人や避難時に避難してから、生活に支援が必要となった人も災害時要援護者という。さらに避難所にきたときは症状のなかった人が、数日後、症状が重くなった場合など当初は要援護者ではなかった人も、要援護者となることがある。                                    平成25年6月の災害対策基本法の改正により、「災害時に配慮が必要な高齢者、障害者、乳幼児、妊産婦、外国人などを要配慮者といい、そのうち避難行動に特に支援が必要な者を避難行動要支援者という」と用語が改正された。要配慮者への支援は、発災後の避難や避難生活への支援である。災害発生時は、安全に避難するための支援が必要であり、避難後は、安全で安心した生活が送れるような環境整備や心身の健康への支援など、要配慮者の特性を理解した支援が重要である。
事例
参考文献(APA方式) 黒田裕子,他(2015):災害看護,34-38,メデイカ出版,大阪.
酒井明子,他(2015):災害看護,32-33,南江堂,東京.
浦田喜久子,他(2015):災害看護学・国際看護学,66-67,医学書院,東京.                
最終編集日 2016/08/22 14:08:53