災害看護関連用語(案) 災害サイクル
用語 災害サイクル
英訳 Disaster Management Cycle
定義 災害発生から復興・平時となり、再び災害が発生するという時間的経過をサイクルとして捉えた概念
解説 災害サイクルは、災害が発生しその時間経過と共に必要な医療や看護を提供し、生活の構築や地域社会の復興、さらには備えるという、各局面に必要な対応を考え、次の災害の一助とすることである。
災害に対応するうえで、どのような時期に何が必要なのかを示すために生まれた言葉である。災害サイクルは、急性期・亜急性期・慢性期(復旧復興期)・静穏期・前兆期に分ける考え方が主流である。災害サイクルを基盤に被災者のニーズの変化に応じ、救命・救急医療、急性疾患及び慢性疾患の看護、遺体の処理、こころのケア、リハビリテーション看護、生活や地域の復興に向けての支援を展開し、また静穏期には防災教育活動を行っていくことが必要である。
事例
参考文献(APA方式) ・勝見敦、小原真理子編(2012):災害救護 -災害サイクルから考える看護実践-,ヌーヴェルヒロカワ.
・酒井明子、菊池志津子編(2018):災害看護 看護の専門知識を統合して実践につなげる 改訂第3版,南江堂.
・酒井明子、長田恵子、三澤寿美編(2019):ナーシング・グラフィカ 看護の統合と実践B 災害看護,メディカ出版.
最終編集日 2019/06/06 18:55:56