災害看護関連用語 疑い症例調査支援システム
用語 疑い症例調査支援システム
英訳 Suspicious case investigation support system
定義 感染症発生動向調査システムのサブシステムとし、大規模な流行の可能性がある感染症に感染 した疑いがある患者に関する情報(行動履歴、接触者情報を重点に置く)を管理登録することを目的とする。
解説 感染症発生動向調査は、一般的にはサーベイランスと総称されるものであり、サーベイランスとは、継続的、系統的なデータの収集・分析・評価と対策部門・国民への情報提供を行う活動全体を指す。                               
・感染症サーベイランスシステムは                                          「感染症発生動向調査システム」                                     「病原体検出情報システム」                                        「結核者登録者情報システム」                                              「疑い症例調査支援システム」                                      「流行予測調査システム」                                           「汎用サーベイランスシステム」                                      「症候群サーベイランスシステム」                                         「健康監視システム」                                                   以上9つのサブシステムで構成される。
事例 新型インフルエンザ対策時に疫学的リンクや異常な症状から、新しい亜型のインフルエンザ患者を発見するために、疑われる症例を診断に結びつけていくサーベイランスとして取り入れられた。
参考文献(APA方式) 厚生労働省                                        https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000146300.pdf
最終編集日 2021/08/10 14:31:28