災害看護関連用語 警戒区域
用語 警戒区域
英訳 Alert Area、Hazard Area
定義 災害が発生または発生しようとしている場合に、住民の生命又は身体への危険を防止するために、災害応急対策に従事する者以外の者の立入りを制限、禁止、退去を命ぜられる地域
解説 警戒区域は、暴風、竜巻、豪雨、豪雪、洪水、崖崩れ、土石流、高潮、地震、津波、噴火、地滑り、などの自然災害や、核災害(放射能漏れ、原発爆発など)、大規模な火事もしくは爆発など人為災害が発生したり予想される場合に設定される。災害対策基本法第63条1項の規定<市町村長の警戒区域設定権等>に基づいている。人の生命又は身体に対する危険を防止するため特に必要があると認めるときは、市町村長が警戒区域を設定し、災害応急対策に従事する者以外の者に対して当該区域への立入りを制限し、あるいは禁止し、又は当該区域からの退去を命ずる。
法的根拠としては、災害対策基本法の他、武力攻撃事態法、水防法などに基づいて、市町村長や都道府県知事などが警戒区域を設定する。また、土砂災害防止法では警戒区域と特別警戒区域の二つに分類している。
警戒区域に無断で侵入した場合は、罰則の対象になる。
事例
参考文献(APA方式) ・内閣府HP:防災情報のページ、http://www.bousai.go.jp/(2021.5)
最終編集日 2021/08/03 15:19:10